2016年10月の整体

 



9月に いっせいに発売されたAppleのスマートフォンのi-phone7

それを手にした人が 今までにない長時間の閲覧で

10月には

いわゆるスマホ症候群で体調をくずし整体に来られる人が多かった。


今月のスマホ症候群に陥るひとの特徴的だったのは

従来は この症候群、目の障害が飛びぬけて多かったのに対して

今回 手の障害がひどく増えたことである。

そこで 今月は

スマホ症候群のひとつである 手の障害について記してみよう。
   

好発する部位は

 

 上腕

 手首

 小指から小指球

 中指と薬指の付け根

 親指から母指球


以上の ほとんどの部位に症状が出る可能性があり

人によって どこに出るかちがい

これらに 痛み しびれ 重苦しさ が出現する。


いままで こんな障害を経験したことのない人が

びっくりして 病院に駆けつけるが

いくら検査を受けてもとりたてて異常は見つからないので

原因不明と診断され 行き場を失うことが多い。



整体が この場合

スマホ症候群だと 断定し施術方針を決定するには

問診によって

発症に至る経緯や 症状の仔細な状況、を検討し

触診によって

上半身から腕〜指の広域に至るエリアを念入りに診断する。

しかる後に スマホ症候群と断定し 施術に移る。


スマホ自体は そんなに重量はないが

問題は姿勢で

長時間にわたり同じ姿勢で軽量のスマホを支えていると

筋肉の硬直を生み 神経が圧迫されて症状 というケースが多い


あなたも

9月から10月にかけて i-phone7を購入して

今までのいない スマホ生活の習慣が出現し

身体に異変がでたとしたら

スマホ症候群を疑っていい。


目の異変は スマホの原因だとわかりやすいが

肘や手だと

スマホが原因だと たどりつくまでに時間がかかるかもしれない


就寝前に スマホをいじらないと 眠りにつけない人は多い

横になりながらスマホを長時間ささえるのは

意外に 肘から指にかけての負担が強い

これが習慣になると

肘から指のどこかに強烈な痛みやしびれがでることがあるのである




仰向けでも うつぶせでも 横向きでも 同様の可能性は高い








寝ないまでも 座ったままでも

同じ姿勢で 長時間腕を支えることで発症もある



電車の中でスマホに長時間向かうだけで

肘から指に障害が出ることもある



こうしたスマホ症候群の症状が 3か月以内であれば

おおよその目安として

数回の整体施術で わりと速く回復するのであるが

中には

スマホ症候群の発病によって それが恰好の刺激となり

今まで伏在されていた 何らかの病巣が活発になり

思わぬ不快と不調が一気に噴出して

狼狽するケースもあるのである。