症状詳細 
  ぎっくり腰  
  
  
ぎっくり腰 という病名がある訳ではない。
西洋医学では 急性腰痛症とよんでいる。
慢性の腰痛もちが筋肉疲労の極限と妙な腰のひねりやねじりが重なって
ぎっくりと音がするような感じがすると
とたんにエビの様に腰を丸めてしか歩けなくなるか
或いは上体を伸ばした状態でしかおれなくなり、
ゆがんだペンギンの歩行になってしまうか
あるいは全く動けなくなり 寝ているしかない状態が典型的なぎっくり腰である。
一度なると その根本原因を直さない限り 何度も遭遇する。
経験を積んでくると もうそろそろ ぎっくり腰になりそうな気配がわかってくる。
「そろそろ来そうだな・・・」ぎっくり腰常習者のつぶやきである。
ぎっくり腰の常習者は つまり慢性の腰痛もちである。
簡単に言うと 腰周りの筋肉が疲労か運動不足か使いすぎ等の原因で
耐え切れなくなって 痙攣けいれん
 を起こす状態。
したがって 症状的にはぎっくり腰はほとんどが筋肉の問題であり 
骨が突然に変形してしまうわけではない。 しかしながら そこに至るまでの 
長年にわたって硬直し緊張してきたてきた筋肉で
骨格にゆがみやずれがしょうじていることもある。
ぎっくり腰は 
つまり硬くなった筋肉の痙攣なのでそのまま放置しても
数日後にはじょじょに回復して自然に元に戻り歩けるようなるのだが 
ただ慢性腰痛の状態に戻るだけで 一過性の小康状態で
決して腰が健全な状態にもどるわけではない。

問題は 
その後にどう慢性腰痛を克服するのか である。


 
    椎間板ヘルニア ついかんばん
 
   『椎間板
の飛び出したヘルニアは 自然に退縮
する』
   つまりヘルニア塊が縮小あるいは消失していくことは
   すでに西洋医学界で周知のことであり 手術に頼るのではなく 
   運動と訓練と日常生活の改善により治療する--
「保存療法」の根拠は正にここにある。

   整体 M I K U N I の椎間板ヘルニアへの対処は
   つまりそのメカニズムを援用するところである。

   つまり 原理はこうだ、
   1  まず痛みが発症している患部の中心を回避しつつ、
      その周辺部から過緊張している筋肉を弛緩する。
 
   2  筋肉が弛緩するにつれて ここちよい状態に腰患部がなると
      リラックスによって血行が一気に活発化されてくると
      しだいに ヘルニア内に血管の細かな網を新しく生じてきます。

   3  この新しい血管の出現が血管周囲の変貌を生んでいきます。

   4  つまり血液が飛び出たヘルニアを正常な位置にもどしていくのです。
      その具体的な動きはこうです。

   5  まず 血管の中にマクロファージという白血球の一種の物質が発動される。
      このマクロファージの出動が 局面を一気に変えていく。
      このマクロファージ、死んだ細胞を捕食し 捕食する事でさらに活性し
      ちがう物質の登場を促す。それが サイトカインと呼ばれるホルモンの一種だ。

   6  サイトカインは 傷をいやす作用を始め、細胞の死滅や分化や増殖を
      活性化させ 最終的にヘルニア部の炎症をおさえ疼痛を消失させながら 
      最終的にヘルニアを分解し退縮させてしまう。

  整体 M I K U N I の ヘルニアに対する施術は 以上の根拠にもとずいて
   おこなわれます。したがって ヘルニアの程度によって 若干の日にちは要します。

 
  すべり症
  


腰椎の椎体が 腹方向ないしは背中方向にズレが生じているのが すべり症。
後天的なものは ほとんどが加齢によるものと 西洋医学ではいわれている。
ただし 私の経験ではかなりの若年者でも すべり症は散見される。
ただし 圧倒的に多いのが 熟年を過ぎた頃からのひとで それも女性が多い。
病態は 椎間板の変性を生じ椎体の位置が 左の図のようにずれてくることを言う。
腹の方に向かいずれるか、 背の方に向かいずれるか のいずれかである。

原因は 椎間周囲の関節と靱帯と椎間板 そのものが力を失いゆるんでしまい
椎体の骨そのもののブロックが動いてしまい その位置のずれで 脊柱の管や
椎間板が狭くなり それが神経を圧迫し不快な症状が出ることをいう。

すべり症であっても 痛みや神経症状を全く呈しないことも往々にしてあり
病院でこの診断が下されたとしてもこうした症状がなければ
私は深刻になる必要はないとおもう。
ただし こうしたすべっている状態は 腰がヘタっているといってよいので
やはり腰をはじめとする 身体の建て直しをはかるべきだと思う。

実際 大方がこのすべり症がある場合 
腰に症状がなくても
首か肩か背中か股関節になんらか違和感があることが多く

まず そうした症状を正常化する身体の建て直しを糸口にして 
体の全体を再デザインするのに着手すべきであろう。


    脊柱管狭窄症   せきちゅうかん きょうさくしょう
   


脊柱(背骨)には、脳から脊髄という神経の束が通る穴があり
これを脊柱管と呼んでいる。
脊柱管の壁は骨や靱帯でできています。
腰部脊柱管狭窄症は生まれつきのものはまれで、
おもに加齢による骨の変形や靱帯の肥厚などにより、
脊柱管が狭くなり、脊髄を圧迫するためにおこります

脊柱管狭窄症とは 疾患名称ではなく 病態名称であるため
実際の患者には 狭窄症とすべり症とヘルニアが混合していることがある。
特に 高齢者の場合 椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症が伴っていることが多い。
神経圧迫や絞扼 
(こうやく・しめつけること) により 以下のような症状がでることがあります。 

1 間欠性跛行 (かんけつせい はこう)
      100~200m歩くと片下肢または両下肢がしびれたり、痛くなり、
      またすこし休息すればすぐよくなります。
      一定の距離を歩くと筋肉の痛み・ひきつり・脱力を感じて歩けなくなります。
      また、短時間休息すると回復し、再び歩くことができます。

2 膀胱直腸症状 (ぼうこう ちょくちょうしょうじょう)
      股間のほてり、排尿後にまだ尿が完全に出し切れない感じ(
残尿感)、
      
便秘などの症状のことです。
3 前かがみの姿勢がラクで、背筋を伸ばすときつい。
4 下肢末梢動脈の血行不良
      両側の足の甲の血行不良があるかどうかの確かめ方は、
      サッカーでボールを蹴る部分に 指をそえて、
      ここで  動脈の脈拍数をかぞえます。
      もし数えられれば 動脈の流れは良好ですが
      不整がでておれば 血行不良となります。

 

   坐骨神経痛
 


坐骨神経痛は その昔は高齢者しか苦しまなかったが近年では若年者も
大いにこれに苦しんでいる。
整体MIKUNI に来院する 若者も お尻を押さえて ふとももや ふくらはぎや 足首や 足の甲や 足の指先に違和感を感じるものが多く 坐骨神経痛とみなす若年者が多い。
多分
一番の原因は 坐っている時間が長きにわたる生活習慣であろう
殿部を長時間同じ姿勢で押していると この症状は発症しやすい。
したがって
 たっちぱなし 坐りっぱなし 運転しっぱなし 等の生活習慣をもつもの
年齢にかかわらず要注意である。

坐骨神経は人体最大の神経である
その距離も長くほぼ 足のすべての筋肉を支配しその分布も広いため
この神経が波乱を起こすと 下半身全体に広範囲な影響がでる。

下肢広域にわたる 違和感・シビレ・痛み・不快感などがひとつのライン上に連続して
現出し そのラインの道筋は日ごとかわることもある。 
坐骨神経痛が出る人は まず腰痛か腰の鈍重感が基本的にあるのがほとんど
腰椎の4-5番 と 仙骨の1-3番から始まる 坐骨神経は この部位に組織損傷があると
こうした腰の不調を誘発しながら さらに殿部内の梨状筋部位のコリがつよいと これらの
筋肉群が坐骨神経をモロに圧迫し 下肢全体にわたり諸症状を呈することとなる。


 
 下半身のしびれ痛み  
   




坐骨神経痛ではないという見立てが下されて 
下半身全体に広域にわたってしびれと痛みがある場合
次のことが考えられる

1   股関節まわりの筋肉群の過緊張により大腿部内の筋肉を引っ張る。
2   大腿筋膜張筋・腸脛靱帯の過緊張により下肢側体部に しびれと痛みを呈す

3   大腿部内側の 簿筋・縫工筋・内転筋の過緊張で 膝の違和感を感じながら
    下肢全体にしびれと痛み。
いずれにしても 殿部内の筋肉状態とそれに連なる骨格の様相の異常を見つけ出すことが
肝要であり 
この部位の異常は下肢全体に はかり知れない影響を与える
股関節まわり、骨盤まわりの下方の延びる筋肉と骨格の ささいなズレや かすかなねじりは
足先の末端に行くにつれ そのズレやねじりは拡大され拡張され肥大され 体全体の多大な不調となって しびれ痛みが続くことになる。

殿部の外形を見て 脚の形を見て 足首の方向を見て 刹那に下半身のしびれ痛みの
よって来るところを 整体的見立てしなければならない。


実に 
歩行は人間の基礎であり 
歩行の出来なくなった段階で人体活動の大部分が衰退に向かう運命にあり
そうしたことからしてこの下半身のしびれと痛みはおろそかにできず
早急に改善しないと歩行にじわじわと影響が出て知らない間に 
運動能力の大きな低下につながる、 
ないしはアンバランスな体に固定化されてしまう。
歩行の異常は人間活動全般の異常である。

まずは 股関節からでている筋肉群のすべてをチェックし 
次に股関節の軟骨内に異常な痛みの有無を確認する。
つまり 問題の根源が 筋肉なのか関節内なのかでこれはすべてに共通するが 
体の違和感の根源が筋肉なのか関節内なのかを見極めることが大切で 
以下これに内臓のチェックが加わり 
その次に脳の動きつまり情動・感情・性格・ストレスの方向性をチェックする。 
   股関節の異常
 


近頃 歩く時 何か違和感がある とか
少し歩くだけで すごく疲れるようになったとか
最近 背が低くなった気がする とか
O脚や X脚が すごく目立つようになった とか
腰が なんとなく重い だるい、 お尻が痛い、体が硬くなった

などは 股関節の異常を疑う。

股関節の異常とは 大きく分けて 三つある。
ひとつ 股関節の関節の中が悪い。
ふたつ 股関節を取り巻く靱帯が。
みっつ 股関節を取り巻く筋肉が悪い。
股関節のその異常が どれにあたるのかを確認する。

股関節とは
人骨の中で最大の長さを持つ大腿骨と骨盤を結ぶ関節で、
強靭な靱帯群に囲まれて 非常に安定性の高い関節である。
安定性が高いのが股関節の最大の特色といってよく その分酷使される運命である。 
股関節のまわりの靱帯と筋肉群が緊密に精巧に強力にはりめぐらされており
一生の酷使に充分に耐えうる。 
その分
一旦不調になると 回復に時間がかかるのも うなずける。

股関節の関節部分は関節包に覆われ保護されている。
関節包は強靭な靱帯でがっちり補強され 股関節の過酷な動きに対応
できるようになっている。この股関節の靱帯の特色は 全体として螺旋をえがき走行することが特色である。

股関節につながる筋肉群は 最も重要な筋肉が連なっている。
     腸腰筋
     大殿筋
     中殿筋
     小殿筋
     内転筋群
     梨状筋
     内閉鎖筋
     双子筋
     大腿方形筋

股関節の異常は 体全体の動きに想像以上に大きな影響を与え
歩行と運動能力に はかりしれないダメージをもたらすのでこれを是正しないまま放置すると
おいおい 膝と足首に異常が発症し ひとたび 
股関節のみでなく  膝~足首に異常違和感がでると回復に以外に長い時が必要となる。股関節は 下肢全体のおおもとであるので 下半身の状態をつかむのに 整体 M I K U N I
 では まず股関節を徹底的にチェックする。アスリートも アスリートでない人も 股関節の動きをたかめることが 快適な歩行と運動能力を保証する。

最近では アンチ・エイジング
 つまり 老化防止の考え方がいきわたり 自力で歩行できる力を持つことがいかに大切かが 大きな鍵であることが認識されてきたが その歩行を保証するのが 股関節であり それを取り巻く筋肉群。膝痛や足首痛が出た場合 膝ばかり 足首ばかりにと 症状がでている局部のみに目が奪われるのでなく 根源にあたる股関節の異常がないかたしかめないといけない また 股関節異常がある場合 必ずといっていいほど 骨盤と仙骨を調整しなければならず 股関節を単独で診ない事である。
膝痛や足首痛がでたら まず股関節から診て行く習慣をつけることが肝要である。
股関節に障害がない歩行は 若若しい。


  腸腰筋の衰弱

 


インナーマスルの重要性は 近年の身体論の主要なテーマになっており 
運動能力を極限に高めようとする場合インナーマスルを自由に駆使できることが
絶対条件であることは常識になってきた。
さらに 普通の日常生活のなかでも無駄のない 
健康的なうつくしい体の動きにも 
インナーマスルが大きくかかわっており インナーを視野に入れず 
アウターばかりを鍛え上げ 
単にヴィジュアルの肉体美を求めるものが 
陰で物笑いの対象となる世の中になってしまった。

世に言う 筋肉トレーニングは 外側の筋肉を鍛え上げて
体を改造していくことで これはそれなりのスジが通っており 
筋肉トレをすれば引き締まったボディを形成することができるが 
問題は 本来ストレッチから着手し 体を十二分に弛緩させてから
筋肉トレーニングをしければいけない状態の人が 
筋肉トレを 無理やり思いついたようにすることで体を傷めてしまうこと。

さて このインナーマスルの代表が 腸腰筋である。
腸腰筋は 三つの筋肉から構成される筋肉群で、
   大腰筋
   小腰筋
   腸骨筋
の三つで 深層で 体を側面から見ると 脊柱から斜めに下がり体の前面につながる形で形成されている この内とりわけ注目するのは 大腰筋。 胸椎の12番と腰椎1番~5番までの6つに分かれた筋肉から始まり それが 大腿骨の一ヶ所と結びついている。この結びつき方 すなわち 6:1という力学構図が そもそも この大腰筋の回転屈曲に対応する
筋肉を想像させる。特に 胸椎の一番最後の 12番と 腰椎 1~5番すべてと結びつき
一本一本の筋肉の長さがちがう為 大腰筋の筋肉収縮のありかたは 波状的に微妙な動きをする。つまり ねじり ひねり をして 力をためたり 爆発したり と あるいは 優美で 微妙繊細な体の動きをするとき もっとも活躍する。

この大腰筋、
坐っている時間が長い人は拘縮(こうしゅく) されやすく腰痛の原因になる。


さらに この大腰筋 股関節につながっているので股関節の屈曲をおこなう重要な役目を持っている。さらにいえば 下肢全体は股関節を通じて この大腰筋で吊り上げられているともいえる。 つまり 胸椎12番と腰椎1~5番が下肢全体を吊り上げているということだ。
 
大腰筋は 下肢全体をインナーで支えながら 
人体の優美な動きを陰で演出する役目をも担っている。

 
   腱板損傷
 


ひとむかし前は 腱板損傷は 五十肩と混同されていた。 
研究の推進も進み 又 MRI をはじめとする 診察手段の格段の進歩があり 
今では 五十肩と腱板損傷は原因も症状も対処法も 違うものになっており 
整体もこれをまず見立てる。
まず 原因から 大きくとらえると 
腱板損傷は 肩の使い過ぎでおこり  五十肩は 肩の使わなさ過ぎでおこる。
腱板損傷は 腱板筋肉群と骨格との問題であり 五十肩は 肩関節内の問題である。
したがって 腱板損傷は傷めた筋肉と骨格の位置関係で痛みの強弱が変化し、
五十肩は全方位どう動かしても痛みが出るのが特徴である
その発症に 年齢 つまり加齢現象がからむのは いずれも共通している。
ただし 腱板損傷は若年でも 過度の運動・仕事で発症するのでそこは違う。

腱板筋肉群とは 以下の4つの筋肉から成り立ち 
腱板損傷とはつまりこれらの筋肉変性といえる。
   棘上筋
   棘下筋
   小円筋
   肩甲下筋
したがって 施術は上記4つの筋肉変性の回復復元を宗とする。
ただし すでに鋭い痛みを発しているこれら筋肉群をいじれば いいわけでない。 
施術の段取りは まず痛みの中心である患部部位はあえて回避しつつ
それら傷みの中心の腱板筋肉群のとりかこむ周囲の筋肉群から
懐柔し、てなずけ緊張を解くことを当初の着手する、
しかる後 徐々にじわじわと 小出しにしながら傷みの中心の腱板筋肉群の
弛緩にうつる。この時 患者の表情を精視しつつ慎重に行う。
多大な圧痛だと 逆効果になる。
順序としては つまり遠方より攻めろである。

腱板損傷は 挙上するに ある角度の範囲が痛みで挙がらないが
ある角度を超えると 挙上が可能になるのが特色である。
この点 50肩と相違があり 50肩は挙上そのものが制限される。

ちなみに腱板損傷は レントゲンでは確認できない。
MRI のチェックが必要である。


 
 
斜頚  しゃけい  その1
     
 


斜頚 つまり首がかたむいてしまうことであるが原因は多々あるので
まず そのよって来るところを追求せねばならない。
最も代表的なのが 痙攣性斜頚。 痙性斜頚
けいせいしゃけい ともいう。
どの病院でも はっきりとした治療法を提示できない。
原因がただ
心因性が強いとしか判明していないからだが、
はなはだしくは 医師によっては 
マッサージ等は逆効果とも言う人もいる。
大脳のプログラミングまで入り込まないと解明できないだろうが
心因性のものであれば まず心身ともにリラックスさせるのが第一義であろう。
斜頚は 頚だけの施術にこだわると 効果のない袋小路にいきずまってしまう。
全身性の疾患としてとらえるべきであり 頚が傾く方向も追求すべきだ。
なぜいつも 同じ方向にかたむくのか?
その心理的および身体的理由が 必ずあるはずである。
それを患者とともに 掘り出せるかが 整体家の手腕である。

痙性斜頚けいせいしゃけい は 時に 激痛、しびれ、振戦、をともない
いてもたっても いられない状態になることがある。
そんな時 頚部全体を手掌でつつむようにすると 平静になる。

整体 M I K U N I では 傾いた首や まわらない首を 見つめる。


斜頚  しゃけい  その2  環軸椎回旋固定症 かんじゅくつい かいせん こていしょう



 
 
 
 

 


斜頚のうち 特に小児から学童に好発症する 
首がかたむくものに環軸椎回旋固定症という疾患がある。
この年齢の学童をもつ親はぜひ覚えておいてほしい必須の知識である。
子供が 左写真のように首を傾けだし 常時これがもどらず 
首に不快感を持ち あるいは痛みを訴えるのであれば これを疑いたい。
ただ突然になるものではなく なんらかの圧迫、たとえば
マット運動とか 鉄棒からおちたとか 
友達同士で遊んでいて首をひっぱたとかで起こる。

7本ある 頚椎のうち上部の2本の 
第一番の環椎と第二番の軸椎の亜脱臼となり これが 斜頚を生む。
靱帯の伸展ないし弛緩、滑液の貯留、関節包の断裂破綻 などが原因とされる。
小児は まだこの部位が若く 炎症が容易におきやすいことが好発を生む。

臨床では 斜頚は他動でまっすぐになるが 手を離すともとにもどってしまう。

初期では疼痛をともない 慢性化するにしたがい痛みは薄れるが本人の不快は
増大し 奇妙な頚の動きをする。
発症初期であるほど容易に徒手整復できるので
親は、痛みをのがさないことである。

整形外科などでは 保存療法として 頚椎カラーや牽引をやるようであるが
整体 M I K U N I は カラーで固定化しない方針であり 
牽引も徒手施術の中に組み入れるが 
第一番の環椎と第二番の軸椎を元に戻すのに 牽引だけでは無理である。 
とくに 慢性化している場合は 頚椎全体から肩~背中にかけて 
小児とは思われないほど強いコリを呈しているので
まず この緊張を解き コリをとりながら整復することが肝要である。

とくに慢性化して以来 かなりのストレスをこうむっているので
こうした小児心理を十二分に斟酌したうえで施術をしないといけなく、
非観血的徒手整復施術 (血が出ない手技でやる療法)で回復できなければ 
オペ療法の選択をしなければならず小児の負担は重い。

整体 M I K U N I では 小児への整体を追求している。

  
統合失調症 とうごうしっちょうしょう
  

統合失調症と 病院にて病名が下された患者は なぜこうなってしまったのか身体的な原因の解明はわからないが
こうなってしまう前の身辺におこった事件や経過を思い巡らすに 
相当にハードなストレスとプレッシャーに
さらされてきた つらい時間の積み重ねがあるはずで

まず その事象をもう一度掘り起こし 徹底的に分析解読しないと
体と脳に たまりこんで停留してしまった それまでの経験を清算し生まれ変わる第一歩のポジションに立つことはむつかしい。
そうした 
それまでの経験の分析をすることは ひとりでは無理であり
その導入と指導をしてもらえると期待して患者は病院の医者の扉を開く

しかし 残念ながら こうした場合 相性というものがあって 患者の本人の性向にぴったりと合う医師を探す為
いくつかの病院をめぐらなくならなくなる。
医師も 一人の患者の その経験におりたたまれた重厚な情念と思考の軌跡に
ゆっくり時間をかけて 熟成した患者と医師の関係を作り出そうとする
奇特な方は少なく 
ほとんどが 通り一遍の診療をされて 投薬。


さらに 重大な現在の医師による 
統合失調症患者の診断の片手落ちは
患者の身体に
触診は一切せずに 会話と患者の様子のみによって診断しようとする内容である。


いわゆる 
統合失調症と診断された方の身体的特徴は
過度の 身体のコリと硬直が いずれかの部位にみられ
本人が自覚症状の有無にかかわらず
身体的な
不快と拘束感にさいなまれていることである。
そのコリの最頻出の部位は 
背中で とくに肩甲骨内側が多い。
その背負わされた重荷が 文字どうり背中と肩に重くのしかかっている。

もうひとつのおおきな特徴は 
睡眠障害の存在である。
まず ぐっすりと綿のように眠れる体にすることが 整体 M I K U N I の第一施術である。
熟眠感、 「 ああ ぐっすり眠れた!! 」 この言葉が毎朝 すっきりと吐けること
その体つくりが 整体 M I K U N I のめざすところである

入眠障害
中途覚醒
早朝覚醒
熟睡不能
等 睡眠障害の形態はさまざまであるが 硬直した体は
呼吸が阻害され、寝返りがうてず、枕の高さが異常に気になり
不安と幻想と幻覚と妄想と幻聴をさらに激しくし
ひどくまとまりのない挙措と動作を増し
いきつくと錯乱となり 拘束と隔離が必要となり
再発作から再入院へと 医療保護入院が再度発令される危険をともなう。
こうした流れにならない為に 
まず 眠れるようにする!! が 最も大切なのである。
勿論 投薬も急性の場合はやもうえない手段であるが
薬のみの依存という習慣から離れられる身体が 理想である
 いうまでもなく 運動療法によって 太陽の光のもとで 運動し体をうごかし
セロトニンや ノルアドレナリンや ドーパミン などを大脳辺縁系に駆け巡らせ
逆に ギャバ などの脳内物質を抑制するようにすると
睡眠のコントロールがとりやすいのであるが 問題はそうした運動ができない精神状態・身体状態であり
はなはだしくは 
体を 少し動かすことでさえ億劫でできない状態である。
こうした時こそ 興奮して いびつにかたよってしまった身体を回復しておだやかな状態にしなければならない。

統合失調症の方は それまでに精神的にかなりな酷使があるので 身体に様々なひずみができ
身体の不快と不調は 複合的で重層的で多彩である。
その 話しと状況を十二分に聞いて 体のすみずみに巣食っている病巣と病態の根源を吐露できる状態にする流れがつくれるのか。
すべて そこにかかっている。

整体 M I K U N I は 統合失調症に取り組むが これを治そうとは言わない。
治そうとする心をもてる 身体に回復しようとするのである。





 
50肩
     
服を着るとき や 脱ぐ時 妙に引っかかるなぁ と感じるのが始まりで
みるみる 今度は痛みが きっきっと服の着脱のたびに起こり
ついには 服の着脱がまともにできなくなってしまう
てなことが 50肩の幕開けである。

進行すると お風呂で背中を洗おうとして肩を上げる時や
トイレの後 肛門をちり紙できれいにする時や
高い所に秘匿したへそくりをとろうとした時など
強い痛みが走り
はなはだしくなると 夜間に痛みだし睡眠がとりにくくなる。

     
  
50肩 とは通俗的な名称であり 医学的名称ではない。
その病因に決定的なものはないが 文字どうり その年齢が来ると発症し易い為 
加齢による軟部組織 とくに 棘上筋 棘下筋 小円筋 肩甲下筋 等の

退行と変性により発生するというのが 医学的な見解である。
整体 M I K U N I
 の考える病因は第一に 
なによりも
 つまり肩を動かさなくなった事による運動量の不足であるが
その前提になるのが もともとの慢性的な肩コリ或いは首コリ或いは背中コリである
こうした慢性的なコリが無い人が 突然に50肩になることは まず少ない。
なぜなら 50肩の病因である 軟部組織 とくに 棘上筋 棘下筋 小円筋 肩甲下筋 等の退行変性は
基本的には 血行障害によって起こるのであり ではその血行障害はなぜなるのかというと
その周囲の筋肉のコリから来るのが圧倒的に多く
コリがコリを呼び そのコリが又別のコリを生むという 
コリの連鎖にある。
さらに 進行すると  軟骨内の滑液包が炎症を起こし
時間とともに 激しい痛みは緩和されてくるが つぎには肩関節のそのものが
拘縮
こうしゅく され肩が極端に動きが制限されてくる。
最終的には 6~24ヶ月で自然治癒をみるのがほとんどである。 


50肩とは こうしたものであることから 整体 M I K U N I の施術指南は
まず その50肩が 50肩 なのか 腱板損傷なのかの判定をし
その後に 50肩の進行ステージがどの段階にあるかを判断する。

第1 ステージ    最も痛みが強い時期で三角筋が特に痛みの中心
第2 ステージ    痛みが弱まり肩の上りが悪くなってきた来た時期

第3 ステージ    改善に向かい 徐々に肩のうごきが良くなる時期

整体 M I K U N I に来院されるのは 第1 か 第2 ステージの時期であるので
その判断である。
勿論 第1 ステージ にある場合 疼痛の中心患部を回避して施術する。


 偏頭痛
 

こういっては なんだが
整体 M I K U N I に来院し 偏頭痛を訴える患者は
偏頭痛以外に 数々の不調と病態をあわせもつ 
身体の多重不快者がほとんどで漠然とした おもくるしい不快感にいつもさらされ
 その主訴と副訴が多様である。
こうした状態こそ まさに偏頭痛の本質を的確にあらわす病因の複雑性を示している
したがって 偏頭痛の名のもとに ありとあらゆる種類の頭痛に遭遇しつつ
整体は進行する。

偏頭痛の病態の一番に上げられるのは 其の拍動性であり とくにコメカミがドクドクとビートを打ちながらずきずきと苦しめる。
もちろん 痛みの部位は一様ではなく 変化する。
其の自在な疼痛部位の移動が さらに患者の神経を逆なでするようである。
嘔吐 冷や汗 悪心 寒気 紅潮 だるさ 眠気 等が随伴する。

さらに
偏頭痛の特徴的なことは その易刺激性 いしげきせい (わずかな刺激にたいして過敏に反応してしまう)
わずかな光や音に 異常に反応し周囲のものに尋常でない印象を与える。
たとえば 家族の密かな話し声や 階段を昇る音 
ドアの開閉 ラヂオのかすかな音を至極不快に感じ
はなはだしくは 
蛇口からしたたりおちる水滴の音さえ がまんしがたくなり半狂乱におちいることさえある。
光は すべてがまぶしくなり カーテン越しの微弱な夕陽でさえ焼けるような不快感となることもある。
さらには 嗅覚や味覚の異常である。
たとえば 幻臭-ありもしない臭いをうったえたり かすかな臭いを誇大に感じたりする 
あるいは歪曲臭-すがすがしい若葉の薫りを魚の腐敗した臭いト感じる などなど
整体 M I K U N I  は こうした対策として ひたすらな換気、朝晩のできるかぎりの窓の全開
南から北の風が一直線に室内をぬけるようにしている。
また あらゆる匂いと臭いを混合させるために 香
こう を焚く。

ある時 夜なのに濃いサングラスをかけて問診をうける女性が来た。
どことなく 挙措に落ち着きがなく イライラしている様子が読み取れたので
言葉を発する前から 偏頭痛と推測された。
典型的な 羞明しゅうめい であった。
羞明
しゅうめい
 とは 術語で 光への過敏症をいう。
やはり 偏頭痛を訴え 光に異常な反応をみせるので すぐに ろうそく台をもってきて電気照明からろうそくに切り替えた。
ゆらゆらと揺れる炎は 羞明しゅうめい でなくても心おちつくものである。
すると 患者は落ち着きだし サングラスをとって自身の偏頭痛の歴史を語りだしたのである。
おどろくべきことに 其の女性は すでに小学生のときから悩まされていたという。
どこへいっても おさまらなかった。大海原を 漂うように 病院や民間療法を訪ね歩いてきた。
すくいは 薬物にできるだけ依存したくないという信念をもっていることで
薬物は よほどの激痛になるまで投薬せず 常習性はまぬがれてきたことである。
ただし サングラスは どこへいくにも手放せないものとなってしまている とのこと。
特に テレビやパソコンやネオンや街灯などの電気の光源に弱いそうである。

さらに 整体 M I K U N I にて 偏頭痛を訴える患者は ほぼ併発する 内臓の不調をいう。
胃の具合が・・ ひどい便秘で・・・ 下痢がなおらず 肝臓が重く 腎臓の働きが低下し 等等

整体 M I K U N I は こうした偏頭痛にたいしての基本施術は 以下;

1   徹底した首周りの筋肉弛緩---とくに 頭半棘筋・頚半棘筋・頭最長筋・頭板状筋・頚板状筋。
                        さらに 後頭下三角にある筋肉群。
                 後頭下三角の部位は 其の施術圧力をとくに慎重に注意深くしなければならない。
                        はじまりは 微弱で大きく包み込むようにしながら じょじょに圧力をあげポイントに
                        しぼりこんでゆく。

2  肩から背中の筋肉弛緩-------斜角筋と肩甲挙筋 が中心となる。

3   
胸椎と腰椎のおおがかりな回転と回旋で自律神経の安定化---これにより全身の身体緊張がとけ自律神経を回復する

4  
 足の親指の根元周りの筋肉弛緩---この部位を緩めると首周りの緊張がとけやすい
 
5  頭皮と顔面--------百会ひゃくえ(頭頂) から コメカミ から 眼窩周囲 を基点として 頭皮と顔面の全面を施術
              頭皮と頭蓋骨に挟まれる層を全面的に施術することで その間の血行を正常にもどし
                   三叉神経と頚神経の興奮を鎮静化する。 

注意を要するのは 偏頭痛は身体の微妙な振動や動作で痛みが悪化することが多い為
施術には 極力、身体にこうした動きを与えない配慮が必要である。

整体 M I K U N I は 病因と病態をさぐる為には 患者の話を聞くことが最も必要と思われる病いのなかでも
その最たるものである偏頭痛に とりくむ整体を追求している。

 パニック障害
 

病院を いろいろまわった末に パニック障害と診断され
これでやっと 自分が病気持ちと 診断されたと 解放されほっとした経験を持つ人は多いはずだ。
自分のこの 病的な状態を 誰も認めてくれない心理的圧迫のつらさは なかなか人には 分かってもらえない、 と
 パニック障害の人は 思う。
だから 病名を明確に診断された時は 肩の荷がおりた気がするのだ。
ただし 診断された後 その克服は そんなに簡単ではない。

なぜ パニック障害の克服が簡単ではないのか というと、
パニック障害は 過去のつらい強烈な体験で
脳内の 
扁桃体・へんとうたい が変容してしまい その体積が小さくなってしまっているからで
パニック障害を克服するには 最終的に
その扁桃体・へんとうたい の変容をもどし 体積を大きくしなければならないからだ。

扁桃体・へんとうたい とは そもそも ふりかかる危機・危険を発見しそれを避ける防御の機能をつかさどる。
たとえば 目にうつる敵の到来、耳に入る異常な音、不気味な空間 などなどの情報が扁桃体・へんとうたい に 入ると、
それに対応する為 身体は 交感神経が高揚し 危険危機に身構える防御の姿勢をとります。
それは 生物の防御姿勢なのですが それが 過活動となり抑制が効かなくなった状態が
パニック障害 を導くのです。

つまり 発作です。
こうした時
 扁桃体・へんとうたい では グルタミン酸という興奮性アミノ酸が上昇し
前頭葉では 血流が低下した状態を呈している。

これが 現在で解明されているパニック障害のメカニズム。


整体 M I K U N I は その困難な療法を整体的におこなう。




まず パニック障害にたいする基本は その他の精神障害と同じく 患者の話をじっくり聞くことにつきる。
さらに 言えば 聞くことだけでは 片手落ちで
パニック障害に陥ったと思われる 過去のつらい強烈な体験についての
会話が必要で パニック障害の患者がなにげなくその体験をもとに会話が連続することが必要であり
この会話がなされる環境がないと その療法はしりつぼみになってしまう。

こうして 整体 M I K U N I は パニック障害にたいして
会話が醸成しやすいように最初からは 根掘り葉掘り問診しない
問診のかわりに すぐに施術にうつる。
なぜなら 施術をしつつ会話をしたほうが 患者はしゃべりやすいからで
施術しつつ 何気ない会話から 知らないうちに患者のつらい体験に話題がうつっていくのが
もっとも 患者に負担が無い会話となる。

こうした 環境がつくれないと 療法そのものが 整体では成り立たない。
整体の施術とともに 体のほぐれが 心のほぐれを誘発する
その間隙をぬって心の深奥で煩悶する過去の体験を会話にのせるその作業が成功するかしないか それが鍵。

もちろん こうしたことは 初回から成功しないかもしれない
なぜなら パニック障害におちっている人は かなり慎重で 懐疑的だからだ。


さて この段階をクリアすれば あとは 比較的スムーズ。
ただし 注意が必要なのは
 パニック障害の人は 毎回 主訴が魚の目のように変わる、あるいは次々と変化することで それに忍耐強く対応すること。
もっとも多いのが 呼吸が苦しくなること
血圧の不安定、心拍の上昇、胸のしめつけ感、頭痛、睡眠障害、全身倦怠
いいようのない不安感
背中痛、肩こり,胃痛、腸の膨張感
と 様々な不快がでてくる。

こうした症状の軽減は 整体 M I K U N I の最も得意とするところ。

 睡眠時無呼吸症候群
 

仲がよければ 夫婦や恋人と できれば同じベッドやふとんで眠りたいもの
だが 不幸なことに 最近では 同衾・どうきん どころか 夫婦・恋人と寝室を完全に別個にするところが増加している。
それは 相方があまりにも いびきが強烈で 同室では眠れなく
はなはだしいところでは部屋を変えても効果がなく 別途 睡眠用の家に移動するという現象まででている。

こうなると 文字どうり別居であり これは2人の関係に微妙に影を落としてくる事になり 事態はかなり深刻を帯びてくる。

 

その元凶が つまり 睡眠時無呼吸症候群 である。
この 睡眠時無呼吸症候群、それと診断された人の いびきは
 いびきというより 咆哮・ほうこう に近く
 まさに 野獣の雄たけびに近い。
ために 相方が逃げ出すのである。 
普通の いびき はある意味 可愛いもので 音楽に近い。
であるから その野獣の雄たけびに苦悩して ついには 一緒に寝れないと 相手に宣告された時
野獣の雄たけびを上げている方は 相手の愛情が冷めたと落胆するより その雄たけびの衝撃を自分で聞いてみる工夫をした方がいい。
それを 聞いた時 だれもが ぞっとして 別々に寝室と積極的にすすめるのが 愛情であると悟る。

そこで 睡眠時無呼吸症候群を一刻も早く 治療するのが 愛情の証明となる。

また 愛情の証明どころでは ひどくなれば 生命の危機をもおびやかしかねないのが 睡眠時無呼吸症候群 である。

つまり それは 呼吸が一時的に停止しているのだから 酸素のめぐりが悪くなっているのが想像できる。
だから 睡眠中の睡眠の質は明らかに低下し 昼間にどうしようもなく睡魔が襲って来やすい。
その昼間の睡魔で 事故が遭遇しやすいのだ。
そういう意味でも 睡眠時無呼吸症候群を一刻も早く 治療する必要がある。

だが その克服はそんなに簡単ではないのだ 
なぜなら 睡眠時無呼吸症候群の原因は ある意味 身体の骨格に起因するからで 単に太り過ぎとかだけではないからである。

まず
 睡眠時無呼吸症候群の原因を 医学的に解釈すると

睡眠中の筋弛緩により 舌根部・ぜっこんぶ  軟口蓋・なんこうがい が下がり 気道を閉塞する

となる。 だから もちろん 肥満の人は筋弛緩により 舌根部・ぜっこんぶ  軟口蓋・なんこうがい が下がりやすいので 
肥満の解消が一つの解決法だが ただ それだけではない 
問題は 顎関節が発達
してないと舌根部・ぜっこんぶ や 軟口蓋・なんこうがい が下がりやすいことがあげられる。
顎の小さい人は同時に気管が狭く、気管狭窄になりやすいともいわれている。
顎関節が発達してない とは つまり 顎がちいさく エラのハリが少ないこと。

整体 M I K U N I では この睡眠時無呼吸症候群 をつぎのように対応する。

1    肥満体質 を 引き締まったボディに変換していく

    肩・頚・背中の 慢性的なコリを取る

3    気道の閉塞のもととなる 胸筋・鎖骨周囲筋を弛緩

4    顎関節の矯正

5    胃・腸の弛緩
 

往々にして 睡眠時無呼吸症候群の人は 運動不足・太りすぎ・肩頚の慢性的なコリ が特徴的である。
したがって 整体 M I K U N I は こうした 体質を徹底的に改善するところから始める。
さらに 胃と腸の弛緩は 腹式呼吸をスムーズに行う為に必須である。
眠りの浅さは 単に気道だけを拡張すれば言い訳ではない。
盲点は 胃と腸であり 胃と腸が硬いと 腹式呼吸が困難であう。

この睡眠時無呼吸症候群 は 今後ますます増加するとみられる。
理由は 食べるものが柔らかくなり 顎の発達がますます阻害されるからで その意味では 文明病の一つといえる。
また 顔面骨格形状からいって アジア系は顎の形状から睡眠時無呼吸症候群の比率が高いという。

有名人では 相撲の横綱の白鵬
も この症状に悩まされたという。
その原因は運動不足というより 顎の形と肩頚胸のコリによるものと思われる。


 
  整  体    M I K U N I       名 古 屋   覚 王 山